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9月3週レビュー

 今日のミュージックステーションで「月が歌われてる(?)曲」の特集をやっていて、B'zの“今夜月の見える丘に”が入っていました。懐かしい映像で嬉しかったのですが、月の曲なら“月光”の方が好きです。【JAP THE RIPPER】に収録されているのは最高ですよね。……あ、【Typhoon No.15】にも収録されてました。
 そういうわけではないですが、be with?ウィークリーレビュー、9月3週の【今夜月の見える丘に】Upです。

今夜月の見える丘に

 2000年2月9日発売、27枚目シングル。
 木村拓哉主演ドラマの主題歌になっていましたので、B'zを知らない人にも有名です。
 発売当初はタイトルを覚えられず、“今夜月の見える丘で”や“今夜月の見える丘……に?”などと言っていました。失礼なヤツですね。略して「月見」で済ませる時も。

 歌詞はまた特殊な世界観で、あなたはいったい何がしたいの?という“僕”が彼女である“君”に宛てたメッセージになっています。かなり際どく危ないことを言っているのですが、ちょっと聞いただけではそうと解らないようになっているところは、サスガ稲葉浩志。2番なんて「それはSMですか?」と聞きたくなるキモチが沸々と。
 歌い方で気になるところはあまりないですね。「今夜僕は寝ないよ」の「ないよ」の延ばし方が可笑しいという批判がありましたが、今聞いてみるとそんなに気になりません。

 間奏のギターソロは、アルバム【ELEVEN】に収録されている方が好きです。ライブでもアルバムバージョンで演奏していたと思います。“ダッダッ”と入るベース(とドラム)の後にうみゃ〜んと伸びるギターの音(意味不明)。シングルで最後が上がってますけど、アルバムでは下がって細かくメロディを刻み、最後はにゃーんで終わりです(またもや意味不明)。
 全体的に上手く纏まってますよね。始めての方にも優しい入門盤です。
 ミュージシャンはDrumsが山木さん、Bassがキタローさん、Pianoが小野塚君の王道トリオなのですが、個人的には増田さんのPianoが良かったなぁ、と。エンディングのPianoが前に出てくるところ、増田さんならこう弾いたかな、と頭の中で変換して聞くのも結構楽しいです。そんなマニアックな事をするのは自分くらいでしょうか。
 PVは忘れました。
 ジャケットは本屋ではなくてカフェでの一枚。ほのぼのと優しく松が格好良い。

だからその手を離して 〜Mixture style〜

 2nd beatです。
 勢いのあるオープニングで始まる1曲。改めて聞き直して、ゴツゴツした曲だな、と思いました。
 ギターがエレガントな弾き方だけじゃなくて、身体ごとぶつかってくるように、前へ前へと攻めてくる。
 1st シングルの“だからその手を離して”が‘生身の音を排除して機械に近づくサウンド’なら、Mixture styleは‘ソウルフルで熱を感じるサウンド”でしょうか。歌い方も熱いですよね。
 ライブでやれば盛り上がるのに、ほとんどやらないので残念です。

 総評は後日〜