3欲+α

いろいろと頑張ろうなブログ

ヒミツの花園 

最終話(第11話)
 ヒミツを一つ一つ摘み取っていくまとめのお話。
 航(堺雅人)が気兼ねしていたのは、陽(本郷奏多)にではなくて自分に。ヒミツを守るために花園ゆり子を作り出した。
 ヒミツ部屋から油絵を持ち出した陽は、河原でそれらを焼き払おうと…… そんな場所で勝手に焼いて良いのか!?という視聴者のツッコミも、駆けつけた航と無謀な行動に出た月山(釈由美子)の行動で阻止され…… Zippoのライタなんて、どこで手に入れたのよ、陽くん。ポピーオイルをかけたからといって、油絵がそんなに簡単に燃えるとは思えません。木枠つきでしたよね…… カンバスだけなら燃えたかもしれないけれど、年月が経っている油絵の具がねぇ……
 神保悟志演じる謎の男ですが、結局は刑事だったというオチで。みなえの殉死(たぶん)した旦那の相棒という関係。それでちょくちょく顔を出していたのでしょう。前回の「笑顔でしたか?」もこういう伏線があったから。しかしみなえの「忘れられないから答えられない」も答えとしては甘い感じ。それだけでふられてしまう修(池田鉄洋)が少し可哀想。
 航と月山の恋の橋渡しとして「書けない。これを着ろ」というのは、陽の考えたアイディア? ウエディングドレス姿の月山と外套着たままの航がリビングで向かい合うシーンはコメディ。「俺の事は?」という智(要潤)のアクションとそれをなだめる陽の手前での演技は面白かったです。
 全体に甘い部分もありましたが、楽しめたドラマでした。
 陽のイギリス留学や修の少年誌デビューなど続きが作れる終わり方でしたけどね。さーて、どうなることやら……