今週のお題:私と読書
「今週のお題」
3月6日発表の「今週のお題」は「私と読書」でした。そういう訳なので、Ayukawaと読書の関係について暴露してしまいましょう。
生まれた時から本に囲まれていました。父親M氏も母親K氏も読書好き。元女学校の先生だった祖母M氏も読書好きという家庭に生まれたからには、本が好きになるか大嫌いになるか二つに一つの道しかありませんでした。そしてAyukawaは読書好きになりました。完全なる書痴です。
幼少の砌、寝る前に読む本は「曽呂利新左衛門」でした。今でも覚えています。そしてボロボロになりましたが、今でも家にあります。
- 作者: 童門冬二
- 出版社/メーカー: 実業之日本社
- 発売日: 2003/09
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (1件) を見る
小学校に上がり自分で本を読むようになってからは、図書室へ行くのが楽しみになりました。しかし1〜2年生は一人で図書室へ行ってはいけないという決まりがありました。週に一度クラスのみんなと一緒に図書室へ行き、司書の方に絵本を読んで貰っていました。そして家へ帰ると市立の図書館へ母親K氏と一緒に行き、好きな絵本に囲まれて過ごしました。
ようやく3年生になり休み時間に図書室へ行く事が出来るようになりました。沢山の本を借りて年度末には表彰されるようになりました。毎日、毎日図書室へ通い、一回2冊という上限はありましたが本を沢山借りて読みました。『「ナルニア国ものがたり」全7冊セット 美装ケース入り (岩波少年文庫)』やミヒャエル・エンデの『モモ (岩波少年文庫(127))』を何回も借りて読みました。
5年生になると借りて読むだけでは物足りなくなり、新しい分野へ開拓を始めました。いわゆるティーンズ文庫と呼ばれる文庫です。当時は1冊500円くらいで月のお小遣いではかなりお高い買い物でした。それでもお菓子代を切り詰め、二ヶ月に1冊は買っていました。コバルト文庫にあった日向章一郎のミステリィが好きでした。この頃からミステリィ好きだったのですね(笑)
中学1,2年と3年生が怖くて図書室からは遠ざかっていましたが、3年になってからは受験勉強そっちのけで(よく合格できたなぁ)読書三昧。なにせ登下校時でも本を読みながら歩いていましたし。二宮金次郎ではないですよ。これ、本当の話です。当時はそれで有名になりました。
危なげながらも無事に高校入学を果たし、それからは読書好きな友人も出来たことから読書好きには拍車がかかりました。毎日のようにBOOKOFFヘ行き他人に買って貰い自分が借りるというあくどい事をやっていました。自分でももちろん買いましたが…… なぜかミステリィと同時進行で田中芳樹も好きになり、「銀河英雄伝説」を読み「アルスラーン戦記」を読み「創竜伝」を読みました。「創竜伝」は新書の天野喜孝イラストと文庫のCLAMPイラスト2種類を購入していましたね。今思うと何を考えていたのやら…… 他には、有栖川有栖、綾辻行人、京極夏彦などなど。京極夏彦なんて試験前になると読みたくなり、1冊読破していました。あの厚さをですよ。弁当箱のようだ、とも言われていましたね(笑)
3年になり奇跡の出会いをしました。忘れたくても忘れられない出会いでした。森博嗣とです。しかし1冊目の『すべてがFになる (講談社ノベルス)』は何故かしっくりこずに、読了後もあっさりとした感想しか持ちませんでした。天才すぎたのです。真賀田四季が。そして森博嗣が。2冊目の『冷たい密室と博士たち (講談社ノベルス)』で腑に落ちない感が解りました。前後が違ったのですよ。この作品は。1冊目はあとで書き加えられた本だったのです。それからはもう森博嗣に填り、Vシリーズを読みました。四季シリーズでもようやく謎が解けた感じもあり、本当に良い作者と出会いました。
高校時代、毎日のように本を買っていたので、3,000冊を越えた時点で数えるのはやめました。もうキリがないからです。人生の節目で少しずつ売ってはいますが、蔵書は4,000冊前後はあるでしょう。これ以上は減らせません。なかには絶版になっている本もあります。買っておいて良かったと後で思う日も来るでしょう。
今読んでいる本を紹介して、駄文は終わりにしたいと思います。遅ればせながらこの本を読んでいます。
それでは、読んでくださった皆さん、ありがとうございました。
- 作者: 有川浩
- 出版社/メーカー: アスキーメディアワークス
- 発売日: 2008/08/01
- メディア: 単行本
- 購入: 7人 クリック: 52回
- この商品を含むブログ (209件) を見る